先日、ロック歌手で映画俳優でもあった内田裕也さんが亡くなりました。
都知事選に出馬したり、事件を起こしたりなど、私たちに様々な話題を提供し続けた内田さんが亡くなったのはひどく悲しく、なんだか寂しい気持ちになります。
CMなどにもよく出演していたため、私たちにとってなじみ深い人物でしたよね。
内田裕也さんといえば、「ロックンロール」もしくは「ロケンロール」という言葉で有名です。
「ロックンロール(rock’n’roll)」とは、1950年代の米国で流行し始めたポピュラー音楽で、もともと「バカ騒ぎ」や「ダンス」といった意味がありました。
現在の意味でいう「ロックンロール」は、黒人の「リズム・アンド・ブルース」を白人化したものだと言われています。
どういうことかというと、ロックンロールというのは黒人の音楽を基にして、エルビス・プレスリーさん等の白人によって大成された音楽だということです。
今では「ロック」と呼ばれ、広く私たちの中で認識されていますね。
内田さんは、このエルビス・プレスリーに憧れて高校を中退し、音楽活動を始めたそうです。
その後、沢田研二さん等とともに海外でも活躍し、邦楽ロックの礎を築いたといわれている内田さんの功績は現在も讃えられるべきものとして残っています。
ロックで面白く、何かとお騒がせだけど人気があった内田さんが、平成が終わるこの年に去って行かれたのはなんとも悲しいことです。
内田裕也さんのご冥福をお祈りいたします。
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