似ている英語の違いを判断、区別して理解する方法-part1

似ている英語

世の中には似ている英語がたくさんあります。

それらの英語や単語はどのように区別すればいいのでしょうか?

今回はそんなことに焦点をあててみました。

「big」と「large」

どちらも「大きい」を意味する英単語ですが、どちらをどのような場合に用いるのが正しいかは考えものです。

会話の中ではどちらを使っても通じると思いますが、正確には「客観性」で区別するのがいいでしょう。

簡単に言えば、「big」は単にそのものの大きさが大きいということを表し、「large」は他の物と比較して大きいという違いです。

例えば、大きなピザが一つ置いてあった時に使う表現が「big」、小さなピザの横に大きなピザが置いてあった時に使う表現が「large」といった具合です。

また、「large」は面積の広さを表すときに使えますが、「big」は使えないといった違いもあるので覚えておきましょう。

「a few」と「a little」

a few」と「a little」両方とも「少しの~」という意味ですが、前者は数えられる名詞(可算名詞)に用いて、後者は数えられない名詞(不可算名詞)に用いるという違いがあります。

例えば、カレーの隠し味として板チョコのブロックを使う場合は、数えることのできるものであるため「a few」を用い、はちみつを使うような場合は、数えられないものなので「a little」を用いるといったような違いです。

また、「a few」「a little」の意味は「few」「little」の「ほとんどない」という意味とはニュアンスが異なるということにも注意しておきましょう。

「map」と「atlas」

map」は日本語でも頻繁に使われる英語ですが、「atlas(アトラス)」はあまり見かけない英単語ですよね。

ゲーム制作会社の名前としても使われていますが、カタカナ英語として見かけることはあまりないです。

どちらも「地図」を意味する英単語です。

ただ、「map」は広げて使う地図のことを指す一方、「atlas」は地図帳のことを指しているという違いがあります。

もともと「atlas」はギリシャ神話に描かれている天空を支える神を指す言葉だそうです。

この神がオランダの地理学者とその息子によって作り上げられた世界地図帳に描かれたことから、それ以降地図帳が「atlas」と呼ばれるようになったんです。

ちなみに、「map」の語源はラテン語の「mappa(布地)」だそうです。

「wide」と「broad」

どちらも「広い」という意味ですが、「wide」は「幅が広い」という意味で、「broad」は「面として広い」という意味なので少し違います。

wide」が使われるのは幅の話をしている時、例えば、水槽の幅について話すような時などである一方、「broad」は面積の話をしている時、例えば、海の広さについて語るような時、というような使われ方の違いがあるので覚えておきましょう。

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