“rise” と “raise” は何が違う? – 使い方と共に解説

The sun rises in the east.“(太陽は東から昇る)

この英文はよく使われるので、見たことのある人は多いのではないでしょうか。

ここで “rise” という単語が使われていますが、似た単語に “raise” があります。どちらも「上がる」というような意味の英単語ですが、一体何が違うのでしょうか。

では実際の使い方とともに意味の違いを解説していきます。

“rise” は自動詞、”raise” は他動詞

rise” と”raise” の大きな違いは自動詞か他動詞かというものなんです。

ここで、自動詞と他動詞の違いについて簡単に説明するとこのような感じになります。

自動詞・・・日本語訳に「~を」「~に」などが含まれない動詞

他動詞・・・日本語訳に「~を」「~に」などが含まれる動詞

ここで “rise” は自動詞、”raise” は他動詞なんです。つまり、

“rise” ・・・「上がる」

“raise” ・・・「を上げる」

という日本語訳になるということです。

実際の例を見てみると

The sun rises in the east.

は「太陽は東から昇る」という訳になる一方で、

He raised his hands.”

は「彼は手挙げた」という訳になるといった違いです。

日本語で「上がる」といえば主語自身が上がるわけですから、後ろに目的語が無くても成立します。

一方の「上げる」は、何を「上げる」のかを文章中で説明してあげる場合がほとんどなので目的語が後ろに続きますから「~を上げる」といった形になります。

文法的な説明は以上のような感じですが、少し難しい部分もあると思います。様々な例を見て正しく使えるようになっておきましょう。

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