英語を勉強していく上で避けて通ることのできないのが英単語の暗記です。
覚え方はたくさんありますし、その人に向き不向きな覚え方というのも存在すると思います。
そこで今回は、暗記の効率を上げるためには何に気をつければいいのか、知っておきたい重要なポイントをご紹介します。
英単語暗記の基本
どんな暗記法をするにしても、絶対に抑えておきたいポイントがあります。
以下のポイントを踏まえて暗記をすることで、効率がグンと上がりますよ。
暗記は寝る前に
これは有名なことなので知っている人も多いかもしれませんが、暗記に最も適しているのは寝る直前なんです。
具体的には布団に入る30分前くらいから暗記を始めるのがいいでしょう。
脳は寝ている間にその日の情報を整理するのですが、その際に最も新しい記憶、すなわち「寝る直前に覚えた英単語」を優先して記憶として定着させるという科学的にも証明されている暗記法です。
また、もっと記憶を定着させるためには、朝起きた後に暗記した英単語を確認するのがベターです。
朝起きた直後はすっきりとして、頭の中が整理された状態のため、前日の英単語が覚えられたかの確認に向いているというわけです。
一度ですべて覚える必要はない
英単語の暗記をした後に確認テストなどをしてみると意外と覚えられていなかったなんてことはよくあると思います。
だからといって落ち込む必要はありませんし、暗記の才能がないというように考えるのはNGです。
人間は誰しも1度で完璧に覚えられるというわけではなく、必ず何かしら忘れてしまうものなんです。
大切なのは、何度も何度も繰り返し覚えること。暗記を反復して単語と出会う回数を増やすことです。
これも科学的に証明されていて、何度も単語を目にする(出会う回数を増やすこと)で、脳がそれを大事な情報だと認識し、記憶が定着して覚えられるということなんです。
毎日欠かさず
先ほど何度も繰り返し覚えるのが重要といいましたが、そのためには英単語の暗記を毎日行うことが効果的です。
例えば、1日に50単語暗記して、その後2~3日は何もしないで、また4日後50単語暗記をする。という暗記法よりも、1日に30単語ずつ暗記していくという方法のほうがいいです。
1日の負担が小さいほうが効率がいいですし、毎日続けた方がまとめて覚えるよりも結果的に単語帳を1周するのも早いです。
「そんな毎日できない」と思うかもしれませんが、寝る前のたった30分が確保できないほど忙しい人なんてそうそういませんので、毎日実践して習慣化することを目標にしましょう。
音声を聞きながら、発音しながら
英単語を覚えるときには単語帳を使う人が多いと思います。
その場合、大抵の単語帳には音声CDなどが付属しているので、これを活用しましょう。
単語を覚えるときにはその単語の発音がどのようなものなのかを理解しておくのが大切です。
というのも、目から得る視覚的な情報だけでなく、耳から得る聴覚的な情報を一緒に覚えておいたほうが覚えやすく、また思い出しやすくなるため効率がいいというのが最大の理由です。
最初に音声CDなどで発音を確認した後は、自分でも発音しながら暗記するというのがおすすめの暗記法です。
具体的な暗記法は?
では暗記の基本を踏まえたところで、実際にどのように暗記をしていけばいいのかというのを以下の記事にまとめてあるので参考にしてみて下さい。
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