英語の勉強をする上で避けて通れないのが単語の暗記です。
苦手意識を持っている人や、暗記が嫌いだという人は単語を覚えるのが苦痛ですよね。
では、どうすればなるべく楽に覚えられるのでしょうか。
暗記の才能がないから覚えられない?
暗記が苦手な人は自分に才能がないから英単語を覚えられないと考えていませんか?
もちろん人によって得意、不得意はありますし一度にたくさん覚えられる人もいれば忘れっぽい人もいるとは思いますが、暗記は才能だけではありません。
ただ、英単語を覚えるにはちょっとしたコツがあり、それがわかれば誰でも忘れにくく覚えることができると思います。暗記が得意な人は無意識のうちにこれを実践しているだけです。
いくつかのコツを紹介するので、自分にあった方法を探して実践してみてください。
繰り返し覚えることが大切
とにかく、暗記をするときには一回で覚えようとせずに、焦らずに何回も繰り返して覚えることが大切です。
音楽の歌詞はなぜ覚えている?
突然ですが、皆さん音楽は好きですか?
カラオケに行ったり頭の中で音楽が流れたりする時、その音楽の歌詞って自然と覚えているものですよね。
でも、音楽の歌詞を頑張って覚えることって少ないと思います。
なぜ音楽の歌詞は覚えているのでしょうか?
それは、音楽は何回も繰り返し聴くからなんです。
もちろん音楽のリズムに合わせているから覚えられるという側面もありますが、
それでも1回や2回聴いただけで覚える人は少ないと思います。
好きな音楽は何度も何度も聴いているうちに自然と覚えてしまうんですね。
しかも “覚えようと意識せずに” です。
英単語も同じように覚える!
上に書いたように、繰り返しというのは暗記にとって大切なんです。
実際に暗記するときに、以下のことを意識してみて下さい。
1度に覚える量を決める
これは人によりますが、一度にこのくらい覚えるという目標をたてて下さい。
自分の経験上では、10~15 単語くらいがおすすめです。
繰り返し暗記する
覚える量を決めたら、その単語を1度に3周くらいして暗記しようとして下さい。
あくまで覚えようと意識するのが大事で、忘れてしまわないようにと気にしすぎなくて大丈夫です。
この作業を一日で計三回程度行なってください。
次の日は次の範囲へ
覚えなければいけない単語がたくさんある場合は、次の日は新しい単語の暗記へと移りましょう。
前日の英単語のチェックももちろん大切ですが、最初に一回くらいするだけでいいです。
この時に忘れてしまっていた単語があっても、あまり気にしすぎないで下さい。
人間は忘れる生き物です。忘れて当然なんです。
この作業を定期的に行うことで覚えられるようになるので安心してください。
忘れたものはまた今度覚えればいいのです。
5つの範囲を暗記したらまとめてチェックをするなどの工夫をするといいでしょう。
文章の中で覚える
もちろん単語だけで覚えるという方法もありますが、もっと忘れにくい覚え方があります。
それは、例文や長文の中で覚えるという方法です。
例文とともに暗記することで、文脈と関連付けながら単語の意味を覚えることができます。
このことによって、他の問題で単語が出てきたときに文脈から予想して思いだしやすくなります。
さらに、飽きることを防止できたり、例文中の知らなかった他の単語や表現などを学べるという効果もあります。
まさに一石二鳥といえるでしょう。
おすすめの単語帳は?
この暗記方法を実践するのに最適な単語帳は「速読英単語」シリーズです。
様々な長文が含まれているため読んでいて飽きが来づらいうえ、単語力と読解力の両方をいっぺんに付けることのできる優れものです。
まとめ
以上が効率的な単語の覚え方でした。
英単語を覚えるのに大切なのは “繰り返す” ということです。
単語を覚えるのはあまり楽しいことでは無いですが、語彙力があると英文を読むのがきっと楽しくなります!
紹介した方法で単語を覚えてみて下さいね。
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