自分や家族、友人に何か良くないことや不幸があった時には励ましてあげたり、同情してあげることが大切です。
英語ではそのような「残念」だという気持ちを表す表現にはどのようなフレーズがあるのかを見ていきましょう。
「残念」な気持ちを表す英語の表現やフレーズ
様々な「残念」を表現する英語のフレーズがあります。発音や言い回しによって相手に伝わるニュアンスが違うものもありますので要注意です。
では、実際に例を見ながら学んでいきましょう。
1: What a shame!
意味・解説
残念だね。
不名誉なことや、恥ずべきことの心情を表現するときにはこの表現を使います。
使用例
I heard that the oldest bakery in our town is now out of buisiness.
私たちの町のパン屋が店じまいしてしまったんだって。
Really? What a shame!
本当に? 残念だね。
2: What a pity!
意味・解説
残念。お気の毒に。
他人の不幸などに対しての同情心や、惜しい、残念という気持ちを表すときは「shame」ではなく「pity」を使います。
使用例
My car was broken yesterday.
僕の車が昨日壊れてしまったんだ。
What a pity!
残念だね。
3: That’s too bad
意味・解説
お気の毒に。
話し相手に同情し、気の毒に思う際に使います。「Too bad.」だけでも構いません。
使用例
I’ve had allergies since I was a little child.
私は小さいころからアレルギーがあるんだ。
That’s too bad.
それはお気の毒に。
4: That’s very disappointing.
意味・解説
とっても残念だ。
「同情する」というニュアンスを含んで伝えることのできる表現です。
使用例
One of my best friends is moving to New York.
私の親友の1人がニューヨークに引っ越してしまうんだ。
That’s very disappointing.
それはとても残念だね。
5: I’m disappointed
意味・解説
がっかりだよ。
期待が外れて失望している時に用いる表現です。
使用例
I’m disappointed with you. You should change your behavior.
がっかりだよ。あなたは自分の態度を変えたほうがいいよ。
I know I should.
そうすべきだということはわかってる。
6: I’m sorry to hear that.
意味・解説
それは残念ですね。
相手の不幸を聞いて一言いうときに使います。
使用例
My father had an accident this morning.
今朝父が事故にあったんだ。
I’m sorry to hear that.
それは残念ですね。
7: I regret it.
意味・解説
そのことは後悔しています。
過去にやってしまったこと、取り返しのつかないことを後悔して使う表現です。「I feel regret.」なども同様の意味です。
使用例
Why didn’t you go to college?
どうして大学へ行かなかったのですか?
Yeah, I regret that. I should have studied harder.
ええ、後悔しているんです。もっと一生懸命勉強をしておくべきでした。
8: I’m depressed.
意味・解説
私は落ち込んでいます。
何かに対して気分がすぐれない場合の表現です。「I feel depressed.」とも言えます。
使用例
I’m depressed. I don’t know what to do.
落ち込んでいるんだ。もうどうしたらいいかわからないよ。
What’s wrong with you?
どうしたっていうの?
9: I messed up.
意味・解説
だいなしにしっちゃった。
「mess up」は「めちゃくちゃにする、台無しにする」という意味です。自分が何か失敗をしでかし、その場を台無しにしてしまった表現にぴったりです。
使用例
I misunderstood what my boss said. So, I messed up the meeting.
上司が言っていたことを勘違いしてしまったんだ。それで、会議をだいなしにしてしまったんだ。
Don’t be so disappointed.
そんなに落ち込まないで。
10: Unfortunately… To my regret…
意味・解説
残念なことに…
文の前に一言付けたして、これから残念なことを話すということを指し示すことができる表現です。
使用例
Unfortunately, I have no money with me.
残念ながら、今お金を持っていません。
No problem. I will lend you.
大丈夫ですよ。貸してあげます。
番外編
残念とは少しニュアンスが異なりますが、ブルーな気持ちを表す英語の表現もご紹介します。
1: I feel miserable.
意味・解説
みじめだわ。
「残念」とはちょっと違いますが、自分を「みじめだ」と恥ずかしく思うような時に使える表現です。
使用例
You know what? My boyfriend dumped me. I feel miserable.
ねえ。私、彼氏にふられたの。みじめだわ。
I’m sorry to hear that.
お気の毒に思うわ。
2: Let’s not go there.
意味・解説
そのことには触れないで。
話題をそこに持っていきたくない、詳しく話したくないという状況で使えます。
使用例
I thought you were in love with her.
君は彼女と付き合ってるのだと思っていたよ。
Let’s not go there. I was totally wrong about her.
そのことに触れないでくれ。すべて僕が間違っていたんだ。
まとめ
このように、自分が「残念だ」と思っているのだということを相手に伝えることが大切な場面もありますし、同情を示さないと「冷たいやつだ」と思われてしますこともあります。
そういった状況が少ない方がいいことに変わりはありませんが、実際に残念な場面があれば積極的に使っていきましょう。
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