Part5に続いて、見たことはあっても、文章の中で使われていると意味がはっきりしない単語の学習をしていきましょう!
thus
as a result
結果として、そのために、だから
使い方
「結果」の意味がある副詞の「thus」は、「as a result」や「therefore」と同様に使うことができます。
多少改まった感じのする単語なので、文語(書き言葉)としてよく使われます。
また、「hence」と同じように、時間についての表現として使うこともできます。
気を付けたいのは、「hence」は未来について、「thus」は過去についてのことを述べるという点です。
例えば「thus far」という表現は、過去から現在までを指し、「so far」や「until now」に似た意味で使われます。
例
I didn’t study and thus failed the examination.
(勉強しなかったのでその結果試験に落ちた)
The evidence was destroyed in the fire. Thus it would be impossible to prove him guilty.
(証拠は火事で焼失した。それゆえ、彼が有罪であることを証明するのは不可能だろう)
insist
say strongly
自分の意見を強く主張する
使い方
「insist」は「相手が反対したり違う意見を言っていたとしても、自分の意見を強く主張する、押し通す」という意味があります。
人が頑固な様子を表したり、無理を言う場合に使うことができます。
強い感じのする単語ですが、必ずしもネガティブなイメージを作るものではありません。
例えば、相手が遠慮をしている時に好意を押し通すような場合などに使うことができます。
例
I insist on paying my share of the expenses.
(費用にうち私の分は支払わせて下さい)
His innocence has been insisted on.
(彼の無実が主張されてきた)
hardly
barely、almost never
ほとんど~ない、めったに~ない
使い方
「hardly」は「hard」に似ていますが、全く真逆の意味であることに気を付けて下さい。
「hard」は「固い、難しい」という形容詞ですが、副詞として「一生懸命、すごく」という意味もあります。
一方の「hardly」は「ほとんど~ない」という意味です。
「hardly ever」だと「ほとんど~することがない」という意味になり、ニュアンスが少し変化します。
また、「hardly」には「barely」に似た「やっと~する、かろうじて~する」という意味もあります。
例
I can hardly hear him.
(彼の言うことがほとんど聞こえない)
He answered with hardly a smile.
(彼女はろくに微笑みもせずに答えた)
intend
plan
~するつもりである、計画がある
使い方
「intend」は文章中や会話中で出てくると意味や使い方がわかりづらい単語の一つです。
そんなときは、「intend」を「plan」に置き換えて考えてみてください。
「~するつもりである、予定がある」という意味のある単語だということなので、置き換えることで理解しやすくなると思います。
また、この単語は善意で何かをしたときや、トラブルを起こすつもりがなかったようなときに、本来の意図を伝える場合にも使うことができます。
さらに、「be intended」という受け身の形にすることで物の機能を説明するようなときにも使うことができます。
例
I intended to be a teacher.
(私は教師になるつもりだった)
This book was intended for use in schools.
(この本は学校の教材用に書かれた)
まとめ
今回はここまでです。
また次回の更新をお待ちください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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