「毎度ごひいきにありがとうございます」といったポジティブなものから、「あの人はえこひいきばかりするから嫌いだ!」などといったネイティブなものまで、「ひいきする」という単語は身の回りで使われている単語の1つですね。
特定の人を特別扱いするという行為は外国でも普通にあります。つまり、「ひいきする」という英語も存在するわけです。
そこで今回は「ひいきする」を英語で何と言うのかについて解説していきたいと思います。
「ひいきする」と表現できる英語
それでは、英語で「ひいきする」と表現することのできるものを見ていきましょう。
favor / play favorite
最もよく使われる表現が “favor” や “play favorite” です。例えば、
The teacher favors that student.
The teacher plays favorite with that student.
というような使い方で「その先生はあの生徒をひいきしている」と表現することが出来ます。
be partial to
よく使われるイディオムの1つがこの “be partial to” です。
“partial” は “part” の形容詞形で、「不公平な」や「部分的な」という意味を持っています。
That teacher is partial to girl student.
(あの先生は女子生徒をひいきする。)
discriminate in favor of
“discriminate” 自体は「差別する」という意味を持った単語ですが、”discriminate in favor of” というイディオムにすると「えこひいきをする」という意味となります。
That man sometimes discriminates in favor of his family.
(あの人はたまに家族にえこひいきをする。)
単に英語で「ひいき」と言いたいときには?
「ひいきする」ではなく、名詞形で単に「ひいき」と言いたいときには “favoritism” を使いましょう。読み方は「フェイバリティズム」といった感じです。
I don’t like boss’s favoritism toward one of my colleague.
(私の同僚の1人に対する上司のひいきが気に食わない。)
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