日本語でもよく使われる “OK” と “NG“。でもこれは英単語って感じではないですよね。
今回は、これらの二つはどのような英語が省略されたものなのかについて解説します。
“OK” は何の略?
“OK” というのがどのような英語を略されたものなのか、実ははっきりとはわかっていないんです。
ですが、これから由来しているんじゃないかと言われている説が3つあります。順番に見ていきましょう。
1: 「oll korrect」 説
一説では “all correct” の発音どおりのつづり “oll korrect” の略. 。
この説では、第七代米大統領のアンドリュー・ジャクソンが書類に書く決まり文句である “All Correct” を、スペルミスで “Oll Korrect” と書いてしまったのが、後に略されて “OK” となったとされています(ジャクソンは西部出身の貧しい開拓民の出であった為、まともな基礎教育が受けられなかった)。
2: 「O.K.Club」 説
第8代米国大統領Martin Van Burenを支持する民主党の一派が1840年に組織したO.K. Club
Burenは生地がKinderhookであったためにOld Kinderhookとあだ名されていたようです。
3: 「0 killed」 説
昔の戦時中、死んだ人の数を報告する際に「~K(killed)」というように表現していました。例えば、その日に25人死んだら、25Kのような感じです。
その報告をするとき、死者が0人の場合は0Kですが、0を「オー」と呼ぶため「オーケー」と言う表現がなされ、「人が死ななかった=いいこと」という意味で “OK” が広まっていったという説です。
“NG” は何の略?
日本で “NG” が使われるときは「ダメ」「却下」「拒否」などの意味で使われますよね。
この “NG” には特に様々な説があるというわけではなく、単に “no good” を略したものなんです。「良くない」という略でわかりやすいですね。
ただし、 “NG” は和製英語なので、ネイティブには伝わりません。海外に行った時や、ネイティブと話す際には使わないように注意しましょう。
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