「オタク」というのは何かに熱中しており、それが大好きな人のことをいいますよね。
アニメオタク、映画オタク、鉄道オタクなどなど、種類はさまざまです。
そんな「オタク」を英語で表現するには何と言えばいいのでしょうか。いくつか言い方がある上に、ニュアンスも異なるようです。
今回はそんな「オタク」の言い方について解説していきます。
オタクは英語で何と言う?
では英語で「オタク」を指す単語をそれぞれ見てみましょう。
Nerd (ナード)
「オタク」のイメージは最近変わりつつありますが、一昔前までは「社交性があまり無くて暗い人」というイメージを持っていた人が多いと思います。
そんな人を英語で “Nerd” と表現します。某有名少年漫画の中でも主人公が「くそナード」と呼ばれているシーンがあることからわかるように、相手を見下すような単語なので使用注意です。
Geek (ギーク)
“Geek” は “Nerd” と違いあまり負のイメージはなく、ある特定の分野において専門家顔負けの技術と知識を持っているような人のことを指します。
ネガティブなイメージがない分、特に意味がなければ “Geek” の方を使えば角が立たないのでオススメです。
Freak (フリーク)
“Freak” も「オタク」を意味する単語です。「プロ野球Freak」などのサイト名に使われていることから知っている人もいるかもしれませんね。
“Geek” と同じくネガティブなイメージはない上、技術を伴っていなくても何かに熱中している人のことを指すので、最も気軽に使いやすい単語です。
buff (バフ)
あまり目にしたことのない単語かもしれませんが、”buff(バフ)” というものがあります。
これも「ある分野に熱中している人」のことを指すので、「オタク」を表現する単語の一つです。
Weeb (ウィーブ)
“Weeb” は少し特殊で「(日本のアニメや漫画の)オタク」という意味を持つスラングです。
日本文化やアニメが大好きな欧米人に対して使える表現で、日本人に対しては使わないという点には注意です。
昔は侮辱的なニュアンスを含む単語として用いられていましたが、時と共にネガティブなイメージは無くなっていったようで、今では気軽に使われている単語です。
「マニア」はNG?
何かを好きな人を日本語で「~マニア」ということがありますが、”mania” は「熱狂、躁病」などの意味で「オタク」という意味ではありません。
“maniac” に「熱狂している人」という意味があるため「オタク」の表現をすることができますが、精神的に狂っているイメージを持つ単語なのであまり使わない方がいいでしょう。
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