誰かに褒められて謙遜するときや、誰かを気遣ってなぐさめるようなときに「そんなことないよ」というフレーズはよく使いますよね。
これを英語で言おうとすると、意外と何と言ったらいいのかわからないのではないでしょうか。
今回は謙遜、なぐさめの両方の意味の「そんなことないよ」と言える表現について解説していきます。
英語でなぐさめることのできる表現
まず最初に英語で相手をなぐさめるときに使うことのできる表現を見ていきましょう。
Not at all
“Not at all” は本来強い否定を表す表現で、
I’m not sleepy at all.(私は全く眠くない)
などのような使い方をすることができます。
“Not at all” 単体で使う場合には「どういたしまして」などの返答として使うこともありますが、会話で出てきた内容を否定してフォローするような「なぐさめ」の表現として使うこともできます。
That’s not true
「それは事実ではないよ」「それは違うよ」と相手の発言を否定し、真実ではないと言うことのできる表現です。
「相手の発言を否定する」ものなのでさまざまな場面で使うことができ、なぐさめる表現として使うのにも適しているのでぜひ覚えておきましょう。
謙遜する表現として使うこともできますが、さまざまな意味がある故に語弊が生まれやすいので使う際には要注意です。
英語で謙遜することのできる表現
では続いて英語で謙遜をするときに使うことのできる表現を見ていきましょう。
Not really
“Not really” は数ある表現の中でもうまく謙遜を表現できるフレーズです。
直訳で「本当ではない」ですが、「そんなことはない」「それほどでもない」といった微妙なニュアンスを含んでおり、”Not at all” のような強い否定を表すものではないため、なかなか使いやすい表現です。
I’m flattered
柔らかな謙遜をしたいようなときには “I’m flattered” で「お世辞でも嬉しいです」という表現が便利です。
英単語の “flatter” には「おべっかを使う、お世辞を言う、喜ばせる」という意味があります。この受動態 “flattered” で「(お世辞を言われて)嬉しい」という意味になるんですね。
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