日本でよく使われる表現の一つに「~なのかなぁ」というものがあります。
例えば「明日雨が降るのかなぁ」とか、「あのレストランは美味しいのかなぁ」など、色んな場面で使われているのが想像できるのではないでしょうか。
今回は、そんな「~なのかなぁ」と英語で表現するにはどのように言えばいいかを解説していきます。
「~なのかなぁ」は “I wonder if ~”
「~なのかなぁ」と英語で言える最も一般的な表現は “I wonder if ~” です。
疑問に思うときに使いますが、普通に疑問形を用いて尋ねるよりも遠回しな言い方になることに気を付けましょう。
また、相手に尋ねる場合だけでなく、自分自身の独り言のようにつぶやく場合にも “I wonder if ~” は使うことができます。
では実際の例を見ていきましょう。
I wonder if she is allergic to dogs.
彼女は犬アレルギーなのかなぁ。
I wonder if it’s going to rain this Monday.
月曜は雨が降るのかなぁ。
I wonder if John knows it.
ジョンはそれを知っているのかなぁ。
couldやcan、mayやmightなどを使った表現も
“wonder” を使った表現以外にも、”could be ~” や “can be ~” “may be ~” “might be ~” といった表現をすることもできます。
「couldはcanの過去形、mightはmayの過去形なだけで、何が違うの?」と思うかもしれませんが、couldはcanよりも少し控えめで、確信度が低い表現をすることができるという違いがあります。mightとmayも同様です。
“could be” を日本語に訳すと「~かもしれない」、「can be」は「多分~だろう」といった感じです。
それぞれの表現とその確信度の目安は以下の表のようになってます。
表現 | 確信度の目安 [%] |
---|---|
can be ~ | 70~80 (起こる可能性の方が高い) |
may be ~ | 50 (起こる可能性がおおよそ半分) |
could be ~ | 40 (起こらない可能性の方が若干高い) |
might be ~ | 30 (起こらない可能性の方が高い) |
全て覚えてしまうのが手っ取り早いですが、とりあえずは「canはmayよりも可能性が高く、どちらも過去形にすると確信度が下がる」ということを頭に入れておきましょう。
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